毎週金曜日の「絵本貸し出し」には、多くのご家族にご来園いただきありがとうございます。
先日のブログには、大人の方も絵本を読んでもらう体感を、とお伝えしました。いかがでしたか?
今日は日本の昔話絵本についてお話をさせてください。
皆さんよくご存じの「浦島太郎」についてです。
物語の最後は、太郎が玉手箱を開けてしまい、白煙とともに白髪のおじいさんになって物語は終わりになります。
しかし、その後の続きを伝える地方もあるのです。
白髪になった太郎は、嘆き悲しんだのですが、姿をきれいな鶴に変身して大空へ飛んで行ってしまったという物語で完結しているものもあるそうです。もちろん諸説ありますので、定かではありません。
しかし、この話を聞いて、決して悲しい物語ではなく、鶴と亀が出てくるむしろめでたい物語ではないかと思いました。鶴に変身して長生きしたと思えば、太郎も幸せな人生かもしれませんね。